負けトレードを見せる。

上昇しきったテッペンで買って、あえなく撃沈。
よくあるよね? 誰もが経験したことがあると思う。
FXは順張りでトレードしなさい!って怖い先生から教わった。
だから上昇トレンドに乗って素直に買ってみたのに・・・。
っていう失敗。
一方で、ここで売って利益を出した人も、うちのFX勉強会にいる。

負けた人・勝った人、何が違ったのか?
違いの一つにフィボナッチエクスパンション(FE)の使い方がある。
FXで勝てない初心者でも簡単に使える。
再現性もある手法だから、覚えて相場の中でどんどん使ってみよう。
FXで再現性を維持するためのFEの「正しい」使い方
フィボナッチエクスパンションの数値
MetaTrader4(MT4)を開く。
インストールしてない人はインストールする。
フィボナッチエクスパンションの数値を設定する。

もう設定してるよ!って人も、必ず確認しておくこと。
ちょうど先日、この数値が間違っていて全く見当違いなチャート分析をしている人を見かけたばかりだ。
FXトレーダーは命より大事なお金を扱う仕事。
数値の設定は超基本なので、失敗は許されない。
使い方
チャートの中で「山」を見つける。
上昇トレンドなら、できるだけ最安値付近にある山。

で、そこにFEを適用する。
(今回は、見やすいように大きく見えるインジケーターを使っている。)

ただこれだけ。超絶簡単。
何のために使う?
フィボナッチエクスパンションを使う意図はいろいろある。
が、最も基本的なのは「利確のタイミング」をはかるため。

チャートの「このへん」で買いエントリーを行ったとする。
買ったら、次は「どこで利確しようかなぁ」って悩むよね?
僕のチャートの見え方を図に表すと、以下の通り。

利食いの基本は161.8%手前の比較的安全なゾーンで逃げること。
まあ、ものすごく下のほうで買ったのなら余裕を持ってポジションを保有することはできる。(それは構わない)
でも、相場分析上、161.8%より上で買いエントリーをする場合もある。
そういうときは「あんま調子乗るなよ」だ。
利を伸ばす所ではない。
バカみたいに何十pipsとか伸ばさずに、堅実に20~30pips取れたらオシマイ、とする。
好循環を作り出す(重要)
FXはエントリーポイントが全てだ。
もっと言えば、FXは勝率が全てだ。
エントリーポイントが良ければ100%の確率で勝つことができる。
勝率が高ければ資産は指数関数的に増えていく。
例えば、僕は毎日FX勉強会参加者の成績を紹介している。

月間の勝率が100%の人、けっこう多くいるんだよね。
勝率が高ければお金が増えていく。
勝率が高ければトレードでストレスを抱えにくい。
FXトレーダーとして長く続けていける。
だから、さらにお金が増えていく、という好循環になる。
人に使われたくない!サラリーマン辞めたい!ストレスだらけの人生からオサラバしたい!
っていう理由で専業トレーダーを目指している人、多いよね?
だったら、ストレスを抱えない楽な、楽しいトレードスタイルにするべきだ。
僕の教えているFX勉強会では(まあ、僕も最近びっくりしてるんだけど)、けっこう勝率100%を実現する人が増えてきている。
再現性を保つために「やっちゃダメ!」
フィボナッチエクスパンションの使い方には「やっちゃダメなこと」が存在する。
例えば、↓こういうのはダメだ。

直前の上昇のフィボナッチリトレースメント38.2%まで戻ってきていない場合は、「山」と見なさない。

まあ、こういう「山じゃない山」でFE使っても数値が効く場合は多々あるが。
でも、手法の再現性を保つためにルールは設定して、守ったほうがいい。
それからもう1つ。
FEを使うなら「最安値付近で1回だけ使う」。(下降トレンドなら最高値付近で1回)

「山」なんてのは、相場の中にいくらでもある。無数にある。
「なんでここの山にFEを使ったんですか?」という明確な理由が必要になる。
上昇トレンドの途中のテキトーな山にテキトーにFEを使わないこと。
ルールナシの何でもアリになったらFXトレーダーはオシマイですよ。
再現性もクソも無くなる。
【実例】FXで勝てない→勝てる になるための再現性トレード
勝ててなくても不思議と勝てる

では、いよいよ、さっき紹介したトレードのチャート分析を説明する。
みんなこういうトレードがしたいからブログ読んでるんだよね?
例えば↑この方の、FX勉強会入会時のメールを紹介する。
FXに取り組んで1年以上になりますが、実力が付かず資金を溶かすことがほとんどでした。 YouTubeでmilk様の動画と出会いFXの正しい学び方を知ることができました。 数ヶ月実践しデモで結果を残せるようになってきたというのが一番の決め手です。 もちろん素人レベルを脱することは出来ていませんので専業トレーダーになるという目標を達成するために、この度勉強会に申し込みさせて頂きました。 |
これが1年前。
で、現在では毎月の成績がプラスで終われてる。
だから僕の教えているやり方は正しい、ということだよね。
もちろんこの方の努力もあるんだけども。
必要なことはブログとか動画で全て教えているはず。
あとはひたすらチャートを見る努力をすること。
4時間足
今回教えたのはフィボナッチエクスパンションだけなんだけど。
でも、FEだけ使って勝ち続けられるほど、相場というのは甘くない。
FE以外にも使えるものは親でもチャート分析ツールでもガンガン使っていこう。

マッサラなチャートをパッと見る。
どんなチャート分析が出来そうかを考える。

FEも使えそうだが、山が小さいので今回は1時間足を見たときに考えることにする。
まあ、最初はフィボナッチリトレースメントだろうね。

フィボの50%に差し掛かっている。
フィボの半値というのは、僕はそれほど重要視していない。(個人的には)
38.2%とか61.8%のほうが重要度は高い。
よって、「50パーがあるんだなぁ」くらいに思っておく。
それよりも重要なことがチャートの中にある。

「前回落ちた所は次回も落ちやすい」法則。
これは「絶対」ではないので、思い込みに注意。
これだけ見て「今回も絶対落ちるから!」って言って何も考えずにテキトーな所で売るのはダメ。
1時間足

この形状を見たら0.1秒後にはFEを使う。

ちなみに、↓コレはダメだ。
大きな山の中の小さな山にFEを適用しちゃってる。
こないだトレード塾をやったときにこういう人いたよね。ダメな例。
もしくは、↓コレならアリ。

①の部分で上昇→下降が一段落している。
で、②で本格的に上昇している。
上昇の根っこの山にFEを使うのなら特にルール違反ではない。
(うちのFE勉強会の中だけで教えている「例のアレ」もバッチリ効いている。)
現在は上昇エリオット波動の3波っぽい。

エリオット3波は力強い動きになりやすい。
また、直近の値動きを見てみると、上昇に対して戻し(下降)が弱い。
買いの力が強いっぽい。
よって、安易にテキトーに当てずっぽう売りをすると破綻する可能性がある。
しかしFE161.8%付近。
4時間足の分析でも、現在の位置には「いろいろ」あったよね?
上昇の先っぽだし、順張りだからと言って何も考えずにテキトーに買うのも怖い。
5分足

FE161.8%より上の「あんま調子乗るなよ」のゾーンに来ている。
上位時間足の分析でも懸念事項が多かった。
調子に乗って安易に買わないように気をつける。
逆に、161.8%くらいまで来たら値動きを確認して、売りを考えてみてもいい。

最高値を上抜けして行けないようなら売りを狙う。
このように考えると危険な所で買うことはない。

また、逆に売りのチャンスが掴める。
意外と簡単でしょ?
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