
今回は久しぶりに「前回の相場の続き」をやってみる。
前回はここで売りました、っていう話をした。
「ここ」っていうのは5分足で見ると、ここ。

勉強会参加者がここで売っている。とってもわかりやすいエントリーポイント。再現性もある。
じゃあ、この後の相場ってどう分析したらいいの? って気になるよね。
実際にリアルタイムで相場を見るときも、時系列で順序立ててチャート分析をしていかなきゃいけない。
それを全部詳しく解説する。
だから今回の記事も、皆さんの普段のトレードに役立つと思う。
頑張って勉強していこう。
定番のFXチャート分析(勝率の高いシナリオの立て方、フローチャート)
FXで何年も勝ち続けている、儲かっているトレーダーが必ずやってる手順がある。
- チャート分析
- シナリオ立て
勝てるトレードルールってのが必ずある。
例えば僕がいつも教えているやつ。
フィボとかエリオット等の「使えるチャート分析ツール」を駆使して相場分析を行う方法。
チャートを見て分析したら、今度はシナリオ立てをする。
今後24時間以内にどんな相場になりそうか? って話。
つまり「未来予測」。
現時点で最も確率の高い、「たぶん起こるだろう」っていう未来を予測する。
じゃあ、その「未来」でどう判断するのか。
この図。

勝てるルールでチャート分析をする。
シナリオを立てる。高確率で起こるであろう未来を予測する。
未来は100%の確率で予測できるものではない。我々は人間なので。神様ではないので。
値動きがシナリオ通りになったら、あとは5分足の細かなパターンを待って売ったり買ったりする。
値動きがシナリオと異なる場合は、その日はトレードしないとか、シナリオを立て直す。
必ずこの流れでトレードを行う。
素人みたいな思いつきトレードはしない。
思いつきトレードはドブにお金を捨てるのと同じだ。

ドブにお金を捨ててる人の絵を見ると、みんな「勿体ない!」「バカじゃないの?」って思うでしょ?
でも、FXではなぜかみんなこういう常軌を逸した行動をするんだよ。
おんなじだからね、やってることは。
もっと想像力を持って、責任を持ってお金を扱わないと。バカみたいですよ?
FXで簡単に高勝率で勝つためには「わかる所から考える」

では具体的に、この場面で僕がどういうシナリオを立てていたか? というより具体的な話に入る。
まず、1時間足。
現時点で最も目立つのは何か?
エリオットだよね。
とってもわかりやすい下降エリオットが5波まで出ている。

よくある間違い。「次は上昇トレンドになるだろう」
んなことはアリエナイんだよ。(あんまり)
下降トレンドが終わったから次は即上昇トレンドです!なんて機械的で都合のいい相場なんかねーよ。
じゃあこの時点で何を考えるか。

まず1つが「下降が強い」ってこと。
直前の相場でグイッと下げてるんだから、当然売りを考えるよね。
ここで買いを考える人は頭おかしい。
だから5分足レベルで少し戻ったら(上昇したら)売ってみる。

例えば、こういうこと。戻ったら売る。すごく簡単。
ここで考えるパターンがもう1つある。

下降トレンドが終わって「横ばいのわけわかんない値動きになるんじゃないか?」ということ。
その場合は「トレードしない」。
もしくは「明確な値動きが出るまで待つ」。
この後の5分足、どうなったかというと

結局安値を割らずに急上昇していった。
この時点で売りのシナリオは消えるよね。

あとは、落ちないのを確認して買ってもいい。
で、スッと伸びた所で粘らずに利食いする。
簡単に勝てる高勝率FX「シナリオに合致したら入る」

この後の相場なんだけど、なんかこう、上に行ったり下に行ったりして「わけわかんなかった」。
だから、今すぐに何かをしなきゃいけない相場ではないと思った。
勝ててない・儲かってない素人トレーダーはポジションを取ることばかり考えるので。アホみたいに。
そうじゃないでしょ。
さっきも言った。
チャート分析をしてシナリオを立てる。
シナリオ通りに相場が動いたら値動きを見てエントリーする。
そうじゃなかったらエントリーしない。ただそれだけ。
ただそれだけをやっていればお金は増えていくのに、勝てない素人は「余計なことをする」。
だから永久に素人のまま。負け組のまま。
僕はわからないなぁ、とは思っていたが、大まかにはこの間言ったように、4時間足でこのように考えていた。

まだ全体的には上昇相場だ。
ここから下げると「仮定すると」(絶対に下げる、とは言っていない)、値動きに追従して移動平均線が上向き→水平→下降となるよね。多くの場合は。
で、よく見ると先日から200MAでレートが抑えられている。
今回も200MAの付近でレートが抑えられているように見える。
が、ここで素人トレーダーがよくミスを犯す。

「4時間足のものを即5分足に適用したがる」。
4時間足の移動平均線があるからといって、アホみたいな顔して5分足で「売っちゃおー☆」ってアホみたいに売る。
そうじゃないでしょ、って僕は過去に何度も言っている。
が、いまだにそれをやるバカがいる。結構いる。
人の話を聞かない。勉強する気がない。テキトーに生きてる人間が多い。
我々は5分足のデイトレードをしている。
4時間足の、例えば移動平均線は5分足にはそのまま適用できない。

以前にも言ったように、4時間足の移動平均線は5分足で見ると「ぶっとい帯」なんだ。
あまりにも幅が広すぎて具体的にどこで売ったらいいのか全くわからない。
なので、4時間足のものは1時間足にまず適用してやる。

4時間足の200MA付近で、1時間足が3回止まったら「ああ、これは下に行くんだなぁ」と判断する。
で、5分足で売りのチャンスを待ち構える。
こんなシナリオを僕は立てていた。

5分足を見て、下げた所の戻しで売る。そしたら20pipsくらいならすぐ取れる。