FXでお金を儲けよう、という人は多い。
僕も過去にそういう思いからFX始めたし、世間の皆様もそうでしょう。
欲が無かったらFXなんてやらねーよ。
でね、FXを「勉強して上達しよう」と考える人は素晴らしい。
おそらくこのブログ記事を読んでる人はトレードの勉強する気がある人だよね。
でなかったら僕の動画なんて見ない。

どっかのいい加減な「トレード生放送!1億円損失出しました!」みたいな、娯楽番組みたいなyoutubeでも見てるよ。
クソの役にも立たないムダ動画を見てるよ。
そういうバカよりは、皆さんは1歩抜けてるんだよ。
だから、そこに関しては自信を持っていいと思うよ?
今回はFXの「勝てるようになる」「本当の」勉強の仕方を教える。
その後に、超具体的なチャート分析の仕方も、実際のチャートを使って教える。
FXの上達法は実は「検証しないこと」?
FX界隈で、昔から検証検証って言うじゃん。
勝ちたかったら検証しろ、って。
自分のトレードルールで本当に勝てるのか、過去チャートで徹底的に検証しなさい、って。
僕は最近、「検証」って意味がないなと思っていて。
結局ね、FXってのは何をやっているかというと、「相場の自然な流れに乗ってトレードすれば儲かる」んですよ。
ヘタクソな素人トレーダーってのは、相場の流れに逆らって不自然なことをやるから損切り損切り損切り、ってなる。
これね、実は最近なんだよ。こういうことを思い始めたのは。
専業トレーダーやり始めて9年くらい経ってから。
でもね、よくよく思い返してみると、「検証作業っていらないよ」っていうのは僕がFXを教わった先生もそう言ってたんだよね。
10年以上前に先生は確かにそう言っていた。
でも僕は何をしていたかというと、検証検証って先生から教わった手法を疑うようにして「ホントにこの手法で儲かるの???」ってずっと過去チャートで検証作業をしていた。
まあ、その作業自体がトレードの勉強だからムダだとまでは言わないけど。
でも、もうちょっと素直に学ぶことが出来たんじゃないかなぁ、とは思う。
所属していた勉強会で、僕だけ成長が遅かったからね。
みんな1年くらいで勝てるようになるのに、自分だけ2~3年とかかかっていた。
FXは「マルチタイムフレームのパターン認識」である

トレードってね「パターン認識」なんですよ。
「チャートがこういう形になったときに勝てる」っていうパターンでトレードしていく。
でもね、5分足のチャートの形だけ見ていてもどーしよーもない。
4時間足と1時間足を併せて見ないと。
4時間足、1時間足、5分足、たまに日足なんかも併せて見て状況を判断する。
その上で「これは勝てる形だ」ってのがあるから、そういう状況になったら買ったり売ったりするだけ。
こないだね、うちのFX勉強会に入ったばかりの人を集めて質問会をやってたんだよ。
そしたらね「売り目線・買い目線の転換のサインみたいなのがあったら教えてください」って聞いてきた人がいた。
僕は「そんなものがあったら私に教えてください」と答えた。
10億円で買う。そんな夢みたいなサインツールが本当にあったら。
買いです・売りです、って自動的にチャート上にサインが出る胡散臭いFXのツールってあるよね。
何万円とかで売ってるやつ。
僕も昔使ってたけど。そういうゴミを。
世の中の勝ててる・儲かってるFXトレーダーは、様々なものを見て参考にして相場の中で判断してるの。
5分足だけ見て「ここで買うと勝てます」じゃ、ねーんだよ。

4時間足と1時間足と(たまに日足も)を見て分析した上で「ここで買うと勝てます」なんですよ。
初心者トレーダーは、まずはそれを知る所から。
人生にも相場の中にも「ウマイ話は無いんだ」「お手軽な方法は無いんだ」というのを知ってからが、FXトレーダーとしてのスタート地点ですよ。
まだスタート地点にすらてってないトレーダー(笑)が多いよね。世間には。
このブログ記事を読んでる人には、そういう「その他大勢」からは一歩抜けてほしい。
あなたたちのためですよ。自分が相場で大損しないための。
FXの検証は「勝てる所」を探してやろう
今回は「ケーススタディ」というトレードの勉強法・上達法を紹介する。
以前にも紹介したが、これは本当に効果があるからね。
あとはアナタがやるか・やらないか、ですよ。
全くFXで勝てなかった60歳のおじさんが1年間コツコツとケーススタディをやり続けて勝てるようになった。
60歳だよ?
世の中の20代とか30代とか40代とかの人が相場で負けまくっている中で、この人は結果を出している。
うちの勉強会、70代の女性なんかがフツーにトレードしてるからね(笑)
ケーススタディ、やらなきゃ損だよ。
で、さっき言った通り、FXというのは「パターン認識」だ。
相場の「勝てる所」を探して4時間足・1時間足・5分足で理由付けをしていく、ってのが大事。
それをとにかくひたすらやる。
夢に出てくるくらいやる。
チャートの勝ちパターンを頭の中に刷り込んでいく。
イイコトを紹介するとすぐに疑う人がいるんだけど、FXでロクに勝ててないんだったら素直に1年くらいやってみたほうがいいと思うよ?
今回はケーススタディの実際の例を1つ紹介する。
様々なトレードルールを使いながら詳しく相場解説する。
何度も繰り返し学んで、とりあえず今回の解説だけでも自分のものにしたらいい。
FXの勝てる戦略、ケーススタディ
2020年1月21日ポンド円4時間足

誰がどう見ても上昇トレンド。
日足を見てみると、前回落ちた所から再度落ちているので今後どうなるかはわからないけど、とりあえず4時間足ではまだ上昇という感じ。
直近下降のFR38.2~61.8%くらいで下げようとしてるよね。(①)
でも直前の相場はあまり下げずに戻しが少ない状態で上昇中。
再度落ちたんだけど、200MA付近で止まっちゃってるよね。
現在の目線は買い・売りどっちなんだ、といえば、どちらかといえば「買い」だろうね。
売るんだったらもっと上で、今落ちてきた①のあたりじゃないと怖くて売れない。
もう既に下げちゃっていて、過去に何度も止まっている200MAで停滞しちゃっているので、今売るのは博打としか言いようがない。
とすれば、ここで止まったのが確認できたら買ってもいいかな、と思う。
1時間足

直前で150pipsくらい下げた先っぽなので売れないよね。
売るんだったらもう少し上で売りたい。
週明けで、リアルタイムでこの相場を見ていたときに僕はオレンジ色のラインをかいていた。
つまり、直前下降のFR61.8%くらいまで上昇したら②当たりから売りたい。
現在レートは下のほうにあるのだから、どちらかといえば買い。
ただし何も策がない状態でノープランで無責任に買うのは素人のやること。
「値動きが止まったのを確認してから」買いたいよね。
「止まった」というのは具体的にどういう状態なのか?
ここはお決まりのパターンがある。
ここには4時間足の上向きの200MAが通っている。
そこで1時間足が3回「下に行けませんよ」と止まったら買いを入れればいい。
当然、止まらなかったら買わない。
で、現在の動きを見てみると1・2・3で止まっているのがわかる。
5分足

5分足でも止まったのを見て買う。
3~4回止まったのを見て買えばいい。
FE261.8でもずっと止まっているのがわかる。
3回目か4回目くらいの所で買う。
利食いは適当でいいが、フィボナッチエクスパンションで決めるのがいい。
FE161.8%で伸びた所で待たずに貰っておけば楽。