もうほとんど「年末」という感じなので、今日は僕の年間成績について話す。
今年だけではなくて、何年もFXトレーダーをやってきたんだけど、その変遷もちょっと話してみる。
2018年の枚数・ロット数、トレード成績

今はもうFXのトレードノートとかつけてないんだよ。
自分のFX口座の過去の履歴とかも、ほとんど見ない。
勝てるのが当たり前、稼げるのが当たり前なので、過去のものを集計したりニヤニヤして眺めたりすることは無い。
ただ、ブログとかFX勉強会の中で話すことのネタとしてpips数くらいは集計したという感じで。
去年は3000pipsくらい。
枚数は毎回100枚くらいでやっていたと思うので、年間3000万円くらいの収入。
この話を聞いて思うことは人それぞれかもしれない。
「何だお前いつもクソだのカスだの人のことバカにしてる癖に金額はショボいな」って言う人もいるかも。
あるいは「そんなに稼げてるんですね!羨ましい」って人もいると思う。
ただ、僕にはこれまで貯めた貯金もあるし。
あと、家とか車とか、大きな買い物もしないし。
じゃあ年間3000万円でいいじゃん、って思う。何か間違ったこと言ってる?(笑)
僕が思う「低レベルなFXトレーダー」

自分のFXトレーダーとしての実力がどれくらいなのか?みたいに必要以上に何億とか稼ぐ人も世の中にはいる。
「どうだ俺の実力は!」「こんなに稼いでるんだぞ!」みたいな感じでね。
トレードが大好きで四六時中チャートに張り付いている人もいる。
まあ、各自やりたいことをやってりゃいいじゃん、という感じ。
自分も昔はそういうトレーダーだったし。一時期ね。
でも今になって思うのは、「何のためにアンタ生きてんの?」ってこと。
トレードするために生きてるの? 違うよね。
FXってのはあくまで生活のための手段なので、手段に使われてはいけないわけです。
本当にトレーダーとしての実力があるのなら、手軽にチャッチャと必要な分だけ稼いでいればいい。
youtubeで実況中継みたいなのをしてる人もいるよね。なんかこの間大損してベソかいてたけど。
昔は僕も自分のFX口座を見せて「これだけ儲けました!」みたいなのを公開していた時期もある。大昔だけど。
今は逆に全くしない。
全くしないから「お前ホントに稼げるのか?」「稼げてるんだったら口座履歴見せろよこの詐欺師」みたいに言われることもある。
でも僕は「見せない」と公言している。
なぜかというと、これは以前から言ってることではあるんだけど「見ず知らずの変な人に自分のサイフの中身は見せませんよ」ってこと。
僕のことが嫌いな人、僕のことを疑ってる人は「お前がFXで勝ってる証拠を見せろ」とお決まりのセリフを吐く。
そういう嫌な人たちに、なんで僕がイイコトをしてあげなきゃいけないの?って思うんだよ。
道端で出会った気持ち悪い不審者に「サイフの中身見せて」って言われて見せるかい?
逃げるか引っ叩くか、どっちかだよね。
でも、ネットのFX界隈ではそういう不合理がなぜかまかり通っちゃってる。
僕はそれはおかしいと思っているので、自分の口座履歴というのは昔から一切見せない。
インチキとか詐欺師と思うのなら「どうぞどうぞ」という感じ。
でも、僕からFXを教わった人で、ちゃんと結果を出せている人は多くいる。
それで十分じゃないか?って思うんだよ。
youtubeのFX実況中継をいくら見ていたって、アンタの人生は1ミリたりとも変わらないんだよ。
プロ野球中継と同じでしょ。
打った、走った、勝った、スゲー、ってテレビの前でビール飲みながらワクワクドキドキするかもしれない。
でも、それを見たって野球が上手くなるわけじゃないよね。
上手くなるには自分で汗水たらして努力して練習するしか無い。
天才トレーダー・カリスマトレーダーみたいな人が自分のトレードを披露したところで、視聴者の人生は1ミリたりとも変わらない。
でも僕は、FXを人に教えている。

しかも、その人達がちゃんと結果を出せている。
そのことに大きな意味があると思っているので、何年もFX勉強会を続けている。
そういう「事実」を大事にして信じてくれる人しか、僕は相手にしていない。
2019年の枚数・ロット数、トレード成績

今年からトレード回数を半分に、枚数・ロット数を2倍に増やしている。
11月現在の年間の獲得pips数は、さっきざっと計算したんだけど1,567.2pipsだった。
枚数は毎回200枚(2百万通貨)。1ポジションのみでトレードしている。
枚数を2倍にして何か変わったかといえば、特に何も感じない。
無理して枚数を増やそうとする人がいるんだけど、FXの枚数の増やし方って自然なものなので。
「よし、来月から枚数を2倍に増やすぞ!」とか気合い入れちゃう人は危ない。
普段通りのトレードができなくなる。高確率で失敗する。
で、ヘマをやからして「メンタルが」という、お決まりのメンタルのせいにするコースに突入する。
「よし、自信がついたから枚数を2倍に増やすぞ!」ってのも違う気がする。
枚数を増やしてたくさん儲けることに意識が行っちゃってる。気合入っちゃってる。
枚数の増やし方っていうのは実はアドバイスできることは特に無くて、「ま、このくらいなら大丈夫でしょう」って、楽な気持ちで自然に増えていくものなんだよね。
FXってのはヘマをして口座破綻して資金をゼロにしたら負けのゲームなんだから。
ところで今年は今の所、全勝。勝率100%。
勝率100パーを信じない人って世の中にいる。
「勝率は関係ない」とか言っちゃう人。「FXは勝率じゃないんだよ!」って、どっかの胡散臭いアフィリサイトで読んだことをそのまま語っちゃう人。

ちゃんと信じてFXに取り組めば、ちゃんといい結果は出るのにね。
勝率30パーとか、あるいはもうちょっと優秀な人で60パーとか、そういう人を見てると「アンタの人生楽しい?」って思っちゃう。
勝率が高いとストレスが減る。
チャートに縛られる時間も減る。
資金の増え方が早くなる。
イイコトしかないのに、世間で言われてる変なFX手法の情報にとらわれて、ソッチのほうに流されちゃう。
ちゃんとした手法を一生懸命に学べば道は開けるのに、と思っちゃうんだよね。
僕のFXトレードの変遷と、昔からずっと守ってること

僕の尊敬するFXトレーダーにパリス昼豚さんという方がいる。
名前と似顔絵はとっても胡散臭いんだけど、素晴らしい方だよ。
もうこの方のトレードの方法はやってないんだけど。
でもね、今でもその教えが生きている、というのは多くある。

例えばパリスさんが紹介している本で、林輝太郎さんの「脱アマ相場師列伝」というのがある。
その中に「専門をつくる」ってのがあるんだけど、特に今では徹底してるからね。
ポンド円しか見ない。余計なことはしない。ポンド円だけで十分稼げる。
昔は10個の通貨ペアを監視していた。
今のポンド円だけのと、どう違うかっていうと、トレードの質が上がってきた。
特にそれは勝率の高さに表れる。とにかく負けない。
チャートに張り付く時間が減った。
トレードに対しての心の圧迫感が無くなった。
パリスさんから教わったことですごく重要なことがあって、「金額を見ない」ってのは今でも守っている。
どこのFXブローカーでもいいけど、エントリーした後に含み損とか含み益とか表示されるでしょ? 保有してるポジションの。
例えばこんなの。

ロット数で金額は違ってくるが、上は7万2千円。大金だけど、でもたかが3pips程度だよ。
エントリー直後はスプレッド分のマイナスからスタートするわけ。
MT4だとpips表示にすることもできる。画像の下のやつは5.2pips。
でもその下に金額が表示されちゃってる。
これだと心穏やかじゃいられない。
買うんじゃなかった!早く利確しよう!って気持ちになっちゃうの。
目先の勝ち負けしか考えられなくて、いいトレードにはならない。
よくあるのがそれを「メンタルの問題」にしちゃうパターン。
こんなのメンタルでも何でも無いんだよ。
見なきゃいいわけでしょ?
だから、pipsで建玉が表示されるようなインジケーターとか、あるいはそういうFXブローカーとかを見つけて使えばいいんだよ。
それは、何年も専業トレーダーをしていてもうトレードには慣れっこになってる今でも、僕は忠実に守ってる。