FXで勝てない素人トレーダーはよくEMA(指数平滑移動平均線)を使いたがる。
なぜか。
相場の動きに対して反応が早いからだ。
早くエントリーしたい、早くトレンドの変わり目を判断したい、早く儲けたい。
で、相場で死ぬ。
大事なのはソコじゃないんですよ。
使うならSMA(単純移動平均線)。しかも期間は最も有名な200。
じっくりと環境認識し、じっくりと相場分析してからトレードをする。
そしたら勝てる。
(重要)SMA・単純移動平均線を使って環境認識するとFXで勝てる
4時間足は単純にこう見る

FX勉強会の先週の相場解説で、僕はこのように言った。
ポンド円4時間足チャートで。
- 以前は誰がどう見ても上昇相場だったよね。
- でも最近は雲行きが怪しくなってきた。
- 200MA(移動平均線)でウロウロし始めた。
売りのお得感
当てずっぽう売りだよね

この場面で、「ココ」で売ろうとしていたFXトレーダー見習いが結構いた。
この行為には2つの問題点がある。
200移動平均線を若干下抜けただけで全力で売り!ってする?
200MAを大きく下抜けする「かも」で売ろうとしてるよね?
大事なお金を扱うFXで、そういう当てずっぽうは許されるんだろうか?
ダメに決まってるよね。

売るなら「大きく下げてから」ですよ。
200MAを大きく下抜けて、その戻しで売ってやるなら話はわかる。
逆にこの付近で買いをするのがいい、と僕は言った。
売るのに不利だよね
不用品を中古屋さんに売るときを想像したらいい。
もしくは、ヤフオクとかメルカリで物を売るとき。
より高い値をつけてくれる人に売りたいよね。

「え?こんな安いの?」と思うより「こんな高値で売れた!」と得した気分になりたい。
FXも同じ。商売ですから。より高く売れたほうがいいに決まってる。

だったら最低でも200MA付近か、もしくはレンジの高値くらいで売りたい。
移動平均線での環境認識、その後。

これ、今週の相場。
「前回の動画解説」の地点から上昇している。
レンジの高値で売ると利益が出るよね。僕はこのことを言っていた。
環境認識のために移動平均線を使い、損失を回避したわけだ。
自分が得をする位置までの上昇を待って売る、これ大事。
僕がやってるFX勉強会の人の売りトレードを一応見せる。

4時間足の想定した位置まで上昇、その後の下降を確認して売り。
しかも5分足で下降トレンドを確認して移動平均線での売り。
移動平均線と他分析ツールの合わせ技
1時間足でも移動平均線を使って環境認識をすると「簡単に」FXで勝てる。

これがさっき例に出した相場。今週の相場。
4時間足を見て「売ってもいいよ~」って僕が言っていた高値から落ちている。
売っても良いが、その売りはどこまで有効か。
僕のブログとか動画を見ていた人ならわかるよね。

フィボナッチエクスパンション161.8までですよ。
高値から売って保有できるのは、最大でもFE161.8まで。
フィボナッチエクスパンションには決済以外にもう1つ使い方があった。
そう、エントリーポイントを決めるという使い方。
その161.8%には何があるか。そう、200移動平均線。
ここで買う。
買った人の例を見せる。

先っぽで買って「少し取って逃げる」。
4人目の人がちょっと決済が下手くそだけど、エントリーポイントは良い。