エリオット波動はオカルトである。
テクニカル分析はオカルトである。
と、言う人はいる。
「なぜその手法が相場に効くのか」っていう原理がわからないと不安になるよね。
で、不安になると「テクニカルはオカルトだ」と攻撃し始める。
攻撃する人ほど大して儲かってないクソトレーダーだったりするんだけど。
弱い犬ほどよく吠える、というやつだ。
テクニカル分析で相場によく効く優れた手法というのは、理にかなっている。
相場心理的なもので、世界中の人々が「ここで買おう」とか「ここで決済しよう」とか考え出すポイントだったりする。
そういう仕組みはどーでもいい。
やり方さえしっかり覚えればFXで勝てるようになる。
【これだけ覚えりゃOK】エリオット波動の基本
ネット知識に毒されるな
エリオット波動の原理は非常に簡単。
ネットで調べてあれこれと覚える必要はない。
ネット知識というのは、胡散臭い嘘っぱちも多く含まれている。
また、覚える必要のないムダ知識も多く広まっている。
要はね、相場に作用する、トレードにちゃんと使えるものさえ覚えりゃいいんだよ。
1波~5波の特徴を覚える
「必ずこうなる」とは思わないほうがいい。
予測したことが100%の精度で未来に起こらないと気が済みません、という性格の人はトレーダーには向いていない。
「こういう傾向がある」という話を僕はしている。

0~1(1波)
突発的な動き。下降トレンドだったのが上昇トレンドに変わる局面。
1~2(2波)
上昇トレンドの戻し(調整、下降)。ジグザグの動きになることが多い。
2~3(3波)
1~5波の中で最も力強い動き。ここに乗れると大きくて安定した利益が得られる。
3~4(4波)
2波と同様。1波の高値で止まることが多々ある。
4~5(5波)
トレンドの終わり。3波の高値を超えていくかどうかはわからない。
その他のルール

フィボナッチリトレースメントを使う。
ちょっとした戻しがあったとしても、FR38.2までの戻しでなければ1本の波としてカウントする。
FR38.2まで戻せば0123とカウントする。
これは僕のFX勉強会の中でもちょくちょく指摘される人がいる。
ちょっと戻しただけで「はいここは1番です、2番です」ってチャートに数字を書く人がいる。
そうではない。
エリオット波動はルールを守って使おう。
また、相場の全てがエリオット波動で解明できるわけではない。
そんな都合の良い方法はこの世に存在しない。
だからエリオット波動は「使える所で使いましょう」というわけだ。
僕も、FX勉強会の人達もエリオット波動1本でトレードしているわけではないので。
様々な相場分析ツールを使って、多角的に相場分析をしている。
その中の1つ「エリオット波動」を今回紹介している。
エリオット波動を5分足で使ってエントリーチャンスを掴もう
FXで勝ちたければチャートを細かく見よう
エリオット波動の簡単に使える例を挙げる。
難しいことは次回。
よくある形。

ポンド円の相場がある。
1時間足では上昇トレンドで、その中の5分足。
つまり「買いたい」のだが、問題はどこで買うか。そのタイミング。

上昇トレンドのエリオット波動を書くと、このような番号になる。
3→4の部分が4波っぽい動きになっている。
4波っぽいというのは、
- 3波の戻し(調整、下降)の動きでジグザグ
- 1波の高値で止まることが多々ある
他に何か見えないか?

上昇4波自体が小さな下降エリオット波動的な動きになっている。

じゃあ、どこで買うか?

小さな下降5波の所で買うか、もしくはそこから落ちないことを確認して買う。
どこで決済するか?
5波はトレンドの終わり部分。3波を超えていけるかどうかわからない。

よって、3波の高値で決済すればいい。
もちろん、ちゃんと環境認識をした上で3波を超えていくと思ったのなら、もう少し保有すればいい。
FX勉強会でトレードした人の結果を見せる
ぶっちゃけ、ここは朝の時間帯だったのでトレードした人は多くはなかった。
前日夜の上昇を取れた人のほうが多かった。


ちゃんと基本通りに3波高値までを取っている。