FX勉強会の中で僕が解説した内容の一部をおすそ分け。
テーマはチャート分析ツールを使って「値動きの意味を理解すること」。
コレが実は最強のFX手法であり奥義であると僕は思う。
よく間違えるのが
- フィボ等のツールを使う
- 売買判断をする
この流れ。
違う。
- フィボ等のツールを使う
- 相場の値動き(ローソク足の集合)の意味を理解する
- 売買判断をする
これが正しい。
最強のFX手法「値動きの意味を理解する」に従えばいい
どこで売るか。それが重要だ

ポンド円1時間足のまっさらなチャートがある。
どう分析するか。
最も目につくのが「大きく下降している部分」。
そこから「戻している」。
何を使う? そう、フィボナッチリトレースメントを使う。

FR61.8%まで一気に戻している。しかも61.8%を上抜けている。
これはどういう意味だったか。
僕のブログとか動画でちゃんと勉強している人は答えられるはず。
(胡散臭いチャラチャラしたFX動画とか見ないでね。時間のムダなので。)
「買いの力が強い」ということ。
なので「何も考えずに61.8%があるからといって簡単に売ってはいけない」。
全体的には下降トレンドだ。「じゃあ、どこで売るか」。

次に考えられる候補は移動平均線だ。
買いの力が強いのだから、MAまでの戻しを待ってから安全に売ればいい。
FX勉強会参加者の具体的なエントリーポイント

僕が前に紹介した200MAでの進研ゼミエントリーでもいい。
「ここは進研ゼミでやった!オレにも解ける!」というやつ。
もしくは、

もう少し様子を見てより有利なポイントから売ってもいい。
そこからは単純に「売ればいい」

値動きの意味を確かめて環境認識をしたのだから、あとは単純に200MA付近から売ればいい。
例えばこんな例がある。

とにかく売る。売ると利益が出る。
チャートの横軸を意識して「値動きの意味を理解する」
200MAから本当は「落ちるはず」

200MAから落ちるはず、と思って売ってるんだよね?
それでも利益は出るが、実際にはなかなか落ちない。
どう考えるか。
以前に相場の「横軸」の話をした。
縦軸は価格、横軸は時間だ。
素人トレーダーは縦軸、つまり価格とかフィボの数値・MAのラインしか見ない。
それだけではFXで安定して勝つことはできない。
200MAから落ちるはず。しかし時間(横軸)が経っても落ちない。
しかも

200MAから下げた値動きが、その後100%近く戻されている。
しかも、その後は200MAにへばり付いた動きになっている。
ということは? トレーダーはどう考えるか。
フィボとかMAとか目に見えやすいラインばかりでなく、それらを使って値動きの意味を考えるのが大事。それが最強のFX手法だと僕は言った。
「下降の力が弱い」んだよね?
だからもう売るのはやめる。
上昇を確認してから買う
当てずっぽうトレードはダメだと僕は以前に言った。
当てずっぽうで「何となく上昇しそうだから買おう」ではダメ。
安定してFXで勝てるようにはならないし、最悪、口座破綻を招く。
FX勉強会参加者で素晴らしいトレードをしている人が多くいたので紹介する。
早い人

5分足で下降したが、直後にそれが一気に戻された。
その動きを見て買い。
直後のバイーンで65pips。
早いエントリーだが、意外にもここで取れていた人が多めで6人いた。
良い。
遅い人
もしくは、その後の値動きをしっかり見てからの買いでも良い。

上昇しました、横軸の時間が経過しても下げません、を確認してからの買い。
良い。
だからね。
フィボ等のツールを使う → 売買判断をする
この流れは間違いだと僕は言った。
チャート分析ツールはあくまで「値動き(ローソクの集合)の意味を理解するためのもの」。
最も大事なのは値動きだ。インジケーターのラインではない。
最強のFX手法、って僕が言った意味、わかった?(わかった人は稼げるトレーダーになるだろうね。)