
この記事を書いてるのは2019年1月6日。
年始は「今年こそはFXで成功してやるぞ」と燃える人が多い。
去年失敗した人たちだ。
そういう人たちに必要なのはチャート分析の仕方とかFX勉強法という「具体的な方法」だ。
素人トレーダーの思いつきではなく、本当に効果のあるFXの勉強をすれば勝てるようになる。
FX検証・練習・勉強法「ケーススタディ」(具体例と効用)
僕のFX勉強会で推奨しているトレード勉強法がある。「ケーススタディ」という。
以前に
↑こちらにも書いた。

チャート画像1枚の「ある時点」(画像の縦線部分)で、どうトレードの判断をするのかを考えてみる、というもの。
1時間足と5分足(4時間足も必要になる場合があるが)、それぞれの画像に数行のチャート分析を書くだけ。
え? それでFXで勝てるようになるの?
って疑う人いるじゃん。でもそのやり方で勝ててるんだから言われた通りにやればいい。素直に。
(ロクにFXで勝ててないくせにプライドばかり高くて)疑う人というのは、余計なものをどんどん詰め込む。
3行の分析でいいのに30行もダラダラと書く。
1枚の画像に1個のトレードでいいのに、5個も10個も詰め込む。
結果、様々な障害が出てくる。
例えば、1枚の画像に6個のトレード分析を詰め込んだ場合

最後の⑥はいいかもしれないが、最初の①のトレード。
チャートの左側(過去)の情報量がほとんど無いよね。

たったこれだけの情報量(値動き)で、どーやってトレードの判断をしろと?
後から画像を見直したときに、どーやって復習しろと?
バカなの?死ぬの? って感じで。
だから僕がFX勉強会で推奨しているケーススタディの検証・勉強法は、基本的に「1トレード1画像」がルールだ。
素直にそのやり方に従ってトレーニングすればFXで勝てるようになるし、言われた通りにしなければ効果は出ない。
FXのチャート分析とか勉強に取り組む姿勢(最重要)
FXの勉強は脳が起きている状態で。
「教わった通りに素直に取り組みましょうね~」というのも、学ぶ際の姿勢として大事。それは上に書いたのでもう言わない。
他に大事なことがある。
それは「脳が起きている状態で勉強しましょう」ということ。
通常、自宅で独りで黙々とチャート分析をしているときというのは、脳が十分に動いていない場合がある。
眠かったり、独り善がりな考え方になったりする。勉強時間に対して十分な効果が出ない。
どうすれば効率的にFXの勉強ができるのか?
例えば、以前にFX勉強会参加者の面白い勉強法を紹介した。
竹内結子にFXを手取り足取り教える。本を立って読む。
すると、独りでボケ~っと勉強しているより遥かに効率が上がる。
例えば僕の場合は、毎日自宅のウォーキングマシンに乗って歩きながら本を読んだりする。
もしくは

僕のFX勉強会の「座談会」に参加すればいい。オンラインでいつでもトレーダー仲間と話ができる。
楽しくFXのお話をしている間に、グルグルと脳が動く。
トレードで実際に勝ててる人の話も聞けるので元気になれる。
学習量にムラがあるとFXで勝てるようにならない
FXの勉強は「毎日一定数をコンスタントにやりましょうねー」と、僕は以前言った。
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これでは全く意味がない。(かなりの割合でいるからね、こういう人。)
気づきを深化させるのが大事なのであって、一度にたくさんやって自己満足することには何の意味もない。
トレードの勉強に毎日、どう取り組むか(細かく何度も、気づき)
「深化」でどーやるの? という疑問に答える。
回数に拘らない。
私は一生懸命なので10年分のチャート検証をやりました!1万トレードやりました!という人は、たぶんそのうち挫折する。FXで勝てるようにならない。
10年分ってどんだけ時間がかかるか知ってる?
どんでもねー時間がかかって、しかも1つ1つのトレードについては質の低いチャート分析になる。
違う。
素人・初心者には僕は「まずは1ヶ月分のチャートでいいからケーススタディを何度も繰り返しやりなさい」と言う。
同じ期間のチャートでいい。過去1ヶ月分でいい。
それに何度も何度も何度も繰り返して取り組む。
最初から「あれこれ」やると注意散漫になる。まずは目先の1トレードに集中する。
- 上位時間足に何が見えてくるのかを数分とか10分くらい、ちょっと考えてみる。
- トレンドラインは引けないか
- フィボの数値に達していないか
- 移動平均線の傾きは?
- エリオット波動は?
等々、気づくものがあるはず。
また、初回1ヶ月の練習では、たぶん質が低いと思う。なので同じ期間をもう一度繰り返す。
「あれ?俺、ルール間違ってるじゃん」「ここの大事なトレンドライン引くの忘れてた」等々、気づきが増える。
予定調和なことを長々と繰り返すことが勉強なのではない。気づきを増やすことが勉強だ。
FXの勉強は「素直さが大事」
まず、大前提として、FX手法とか勉強法は勝ててない素人トレーダーが自作することはお勧めしない。
素人は所詮素人。プロのやり方には絶対に勝てない。
なので、手法とか勉強法はちゃんとプロの指導を受けて行うこと。
で、勉強法の話に戻って。僕がお勧めしている「ケーススタディ」の話。
1回のチャート分析について20行も30行も、まるで論文のようにあーだこーだと分析を書くことを僕は推奨していない。
たぶんね、そういうの書きたがる人ってのは何か勘違いしているような気がする。
皆さんが考えているより、トレードってのはシンプルなんだよ。
チャートを眺めて、自分の信頼している手法に従って分析して、納得できたら分足でバッチリ狙って買ったり売ったりすればいいだけ。
それ以外の「わからない所」は「やらない(手を出さない)」だけ。
あーだこーだ長文で分析しちゃう人って、全然理解不能な相場状況のときにあれこれ理由をつけてエントリーして負けちゃう傾向がある。
それって非常に危険だよ。
僕が推奨しているこの練習法は「効果があります」と言って広めているんだけど、効果が出るのは「お手本通りにやったときだけ」だからね。当然。
トレードとおんなじでしょ?
再現性のある方法を勧めていても、教えたこと以外のことをされたら再現性もクソも無くなる。
変なアレンジを加えたら意図した効果は出ない。
手法とか練習法って、それを生み出した人の思想が反映されている。
素直に教えられたままにやってみることで思想に合致したことが自然にできるようになる。
だからね、僕はいつも「素直さが大事」って言ってんの。