まず初めに。
この記事で教える手法は、僕が今やっているFX勉強会の中で教えていることとは無関係。
勉強会で伝授している手法では水平線は使わない。
じゃあ、水平線は「効かない」「使えない」かといえば、そんなことはない。
専業7年目の「月単位で負け無し」トレーダーの僕が、自分の経験談を交えながら解説する。
専業FXトレーダー駆け出しの時期の僕は
「月に1000pips取ってます」トレーダーは低レベル
FC2ブログをやってたんだけど、そこで毎月のトレード成績を発表していた。(このブログは今はもう無い)
月間数百pips、一時期は1000pips超えに挑戦していた。

でも、チャートに張り付くことはトレーダーとして「質が低い」行為だと理解してからは、効率の良いトレードを心掛けるようになった。
それについては↓動画でも話している。(該当部分から再生)
トレードスタイルは「パリス昼豚の5万円FX」+水平線+パワーバランス
2014年に書いた記事を見つけたので紹介。(内容に間違いがあったので、ちょっと書き直した)
この時期はパリス昼豚さんの手法から徐々に離れて、水平線とパワーバランスで勝負していた時期だった。
パワーバランスは「通貨の強弱」。Ku-chart
みたいな効果のない胡散臭いものではなく、シンプルに通貨の強弱を測る独自の手法。
ただ、現在2019年時点では水平線・パワーバランスともに一切使っていない。
使わないほうが安定してトレードで勝てるからだ。
昔の僕のトレードスタイルは「感覚的」だった。
現在の僕はFX勉強会で人に教える立場になったため、感覚的なものはご法度だ。再現性がない。
また、再現性がない手法というのは、自分でトレードしていても不安定になる。危うい。
トレーダーとして長く続けていきたいのなら、こういった感覚的な手法には頼らずに、再現性のある論理的な手法を選択するべきだと思う。
現在僕が勉強会の中で教えている手法は、論理立ててチャート分析をするもの。
水平線を捨てて、僕が今教えている手法を僕自身が実践してからは、トレードの安定感が格段に向上した。
水平線FXトレード手法「エロライン」と「実績ライン」
FXチャートに効く!水平線「エロライン」
僕は至って真面目に話している。
過去に書いた(今は亡き)FC2ブログの記事を元に、水平線トレード手法の解説を再現してみる。画像だけ残ってたので。

「エロライン」というのがある。上の画像を見るとわかりやすいかもしれない。
チャート上の波の頂点の裏側に引くライン。
何でもいいからチャートを開く。

波の頂点(V字・逆V字)の逆側、内側の一番低い位置にあるローソク実体(始値・終値)にラインを引く。

このラインは、先ほど紹介した2014年に僕が書いた記事の中でも同様のものを引いていた。
FXチャートに効く!水平線「実績ライン」
水平線「実績ライン」については
↑こちらの記事の説明のほうがわかりやすいかもしれない。

画像の○印のように、陰線・陽線が確定して「ここで止まったよ~」でラインが効いた実績ができた。
ラインの基点は直前のローソク(陽線)終値。
このようなラインは未来(チャート右側)に伸ばしても効くことが多い。

もう一つ例を挙げる。

上の画像の○印。
陽線・陰線で効いた実績が出ている。(10pips程度の誤差は許容)
このラインを延長しても

しっかりと未来で効いていることがわかる。
でもね、水平線を使わなくてもFXで勝てるし、使わないほうがトレードが安定する。
結局、僕が現在使っている手法
現在の僕のトレード手法は
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を使ってチャート分析をし、トレードをしている。
僕のFX勉強会に参加している人たちも同じ手法を共有している。
僕なんかが勝ててます!って言うよりも、実際に勝ててるFX勉強会参加者のナマの声を聞いてもらったほうが信憑性が高いと思うので
↑こちらの動画を見てくれればいいと思う。
FXで勝てない素人・初心者は「●●だけでトレード」がお好き
現在、僕は複数のチャート分析ツールを使い、多角的に相場を分析する。
エリオット波動が効かない相場ではフィボナッチを使い、フィボナッチが効かない相場では他のツールを使い・・・と、様々な相場に対応できる。
僕は「●●だけでトレードしてます!」という人が嫌いだ。
FXで勝ててない素人トレーダーに多い。
勝てない素人トレーダーはお手軽なことをしたがる。複数のツールで「しっかりした」チャート分析をするのは骨が折れる。
なので「トレンドラインだけで勝てます!」という胡散臭い広告に飛びつく。で、騙される。
水平線だけ、パワーバランスだけ、僕はコレで過去に専業トレーダーやってましたよ。
でもね、それは死ぬほどFXの修行をした後で身につけた境地だし、感覚的なものなので、アンタのような怠け者には再現できないよ。
だから勝てるトレーダーになりたいんだったら、僕のFX勉強会に入るなり無料youtube動画を見るなりして、試行錯誤して学ばなきゃいけない。
水平線は他のチャート分析ツールと相性が悪い
FXでは「エントリーポイントが全て」だ。
エントリーポイントが良ければ利益が出る。エントリーポイントが悪ければ利益は出ない。
トレードにおいて、水平線手法はエントリー判断には使いづらい。主に利確の判断に使う。
先ほど紹介した、現在僕がトレードで使っているチャート分析ツールは、ほぼ全てがエントリー判断に使うものだ。
だから「使えない」水平線は「余計」だ。
手法に水平線を組み込むと、手法全体のバランスが取れなくなる。安定しなくなる。
よって僕は水平線は(ほとんど)使わなくなった。